2013-04-23

プロデューサーインタビュー!@食ch〜西尾勇輝さん〜

みなさん、よるばんは!

今週末4月28(土)、『食ch 途上国の空腹を満腹にするアイデア』開催します。

イベント参加はこちらから。


今回は食chのプロデューサー、京都大学経済学部3年生、西尾勇輝さんにインタビューに行ってきました。昨年の12月からTABLE FOR TWO(TFT)の関西支部の代表を務める西尾さんの「食」に対する想い、また「食ch」に対する意気込みまで迫ります。


どうぞお楽しみ下さい。




「食」に興味を持った理由はなんですか?
2年生の4月にTFTの京大支部に入ったのが食を考えるきっかけです。1年生の時は友達に誘われて別の国際交流サークルに入っていましたが、2年の始めの国際系の合同新歓の際、各団体の説明がありました。その時、「10億人に肥満がいて、10億人飢餓がいる。それを食を通して分け合うことで同時に解決しよう」というTFTの仕組みにとても感動し、その時ちょうど何かしたいと思っていたこともあって入部しました。


食chを始めたきっかけを教えて下さい?
自分がTFTの代表になった時に、前代表から引き継いだ時点でヨル会議で食chをやらないかというお話があって、自分の中でTFTのことをもっと多くの人に広めたい、そして自分の意見をもっと外に出したいと思っていたので引き受けることにしました。普段は自分は経済を勉強しているので、食についての専門だけでみるともっと知っている人がいますが、自分のTFTでの経験を聞いて何か感じてもらえたらと思います。


食chを通して伝えたいことはなんですか?
ヨル会議のコンセプト、「みんなでアイデアを出して議論しよう」と合わせた感じで、食CHの自分のサブタイトルは「途上国の空腹を満腹にするアイデア」です。(TFTはアフリカに給食の代金にあてることを目的としていますが、サブタイトルでは)給食とは一言も言っていません。色んな方向性でアイデアが出せると思うんです。そういうのもふまえて、前に出て意見を言ってくれる人に、(世界では)こういうことがあって、自分はこんなことやっていますと言えたらいいです。


TFTに入って変わったことはありますか?
かなり変わりました。下宿してて、前まで適当に食事を作っていたんですが、今では疲れた日でも、サラダ買って帰ろうとか自分のバランスを気にします。後は、入る前の漠然と何かしたいと思っていた頃と比べると、食のことにアンテナはって、ネットとか本で途上国における食問題を中心に勉強をするようになりました。TFTの関西支部の代表をやっていて、知らない人に食問題のことを聞かれて答えられなかったら恥ずかしいですからね。また、自分はまだアフリカには行ったことがないのですが、TFT内で支援に行った人の写真や動画を見ることがあります。それを見た時発展途上国のイメージが変わりました。想像以上に都会な一面がある一方で、やはり日本でも知られているストリート・チルドレンがいたりする現状を見ると自分の活動をもっと頑張ろうと思えます。


今までの活動で一番苦労したことはなんですか?
TFT kyodaiに入ってすぐに、9,10月の2ヶ月間京都市内の飲食店、30店舗でTFTの食を提供する「Kyoの食プロジェクト」という企画があって、ある会社に関わっていただいていて、5月中旬頃から動き始めました。この企画は京都テレビにも取り上げられるほど注目されていたのですがその分、営業や、メニュー考案など色々苦労しました。ですが、それがあるから今の自分があるんだと思います。TFTの引退は12月なのですが、自分が外の団体と関わらしていただいて、例えば発信のような自分のやれることをやり続けていきたいですね。


最後に食チャンネルへの意気込みをお願いします。
作ること、食べること、何でもかまいません。食が好きだって人に来てもらいたいです。TFTを知っていたら自分の話を先入観をもって聞いてしまうと思いますし、何も知らないくらいの人が来て食問題について考えて欲しいです。またTFTの活動を知っている人も、(発展途上国の)食問題についてちゃんとは知らないってことは結構あって、自分の知らない世界発見して帰って欲しいです。そして、一食の大事さを考えてもらえたらと思います。


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Interviewer:野口咲綾/上田菜津美
Editor:学生ヨル会議取材部



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